MacユーザがEmacsを使うべき9の理由

「Emacsユーザよりvimユーザのほうが多いかも・・・」と思う今日この頃・・・
ここで一つ、Emacsエバンジェリスト(自称)の私が、MacユーザにとってEmacsがいかに使い易いエディタなのかということを紹介しようと思います。

1. Ctrl-b でカーソルが左に移動する

ブラウザのtextareaでもstickiesでも(vim等でなければ)何でもいいので、テキスト入力中にCtrlを押しながらbを押してみてください。カーソルが左に移動します。そしてそれはEmacsの標準キーバインドと同じです。EmacsでもCtrl-bと押せばカーソルが左に移動します。
以下、同様に

2. Ctrl-f でカーソルが右に移動する


3. Ctrl-n でカーソルが次の行に移動する


4. Ctrl-p でカーソルが前の行に移動する


5. Ctrl-a でカーソルを行の先頭に移動する


6. Ctrl-v でカーソルを次のページへ移動する


7. Ctrl-e でカーソルを行末に移動する


8. Ctrl-d でカーソル位置の文字を削除する


9. Ctrl-k でカーソルのある行の文字列を削除する

このように、Macのカーソル操作系ショートカットとEmacsの標準キーバインドは似通っているので、Macユーザはごく自然にEmacsに馴染めるはずです。
Vimのようにhjklなどという奇怪な操作を覚える必要はありません。

さらにEmacsを使い易くするために

Emacsで唯一disる場所があるとすれば、デフォルトの状態で Ctrl-h にヘルプコマンドが割り当てられていることです。
ですがEmacsは簡単にキーバインドの変更ができます。
~/.emacsに、次の行を挿入してください。

(global-set-key "\C-h" 'delete-backword-char)

これであなたのEmacsは、 Ctrl-h を押せばカーソルの前の文字を削除するようになります。

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